JEP 407: RMIアクティベーションの削除
Java 15から「非推奨」とされていたRMIアクティベーション機能,具体的にはjava.rmi.activation
パッケージが削除されています。
JEP 409: シールクラス
Java 15からプレビューとして含まれていたシールクラスが正式に導入されました。内容については過去の記事をご参照ください。
JEP 410: 実験的なAOTコンパイラ,JIT コンパイラの削除
実験的なコンパイラAOT(ahead-of-time)コンパイラとJIT(Just-in-time)コンパイラが削除されています。AOTコンパイラはJEP 295で導入されたものです。またJITコンパイラはJEP 317で導入されたものです。
JEP 411: 削除に向けたセキュリティマネジャーの非推奨
セキュリティマネジャーに関連するほとんどのクラスとメソッドが非推奨となっています。また実行時にセキュリティマネジャーをインストールしようとしたり,コマンドラインでセキュリティマネジャーを有効にしようとすると警告メッセージが出力されます。
SecurityManagerTest.java:5: 警告:[removal] java.langのSecurityManagerは推奨されておらず、削除用にマークされています
SecurityManager manager = new SecurityManager();